昨今ではさまざまな種類のキーボードが販売されていますが、テンキーの有無で迷っている方も多いのではないでしょうか?
テンキー付きのキーボードは、数字入力がスムーズで計算作業に便利な一方、キーボードのサイズが大きくなり、マウス操作がしづらくなるデメリットもあります。

私は、自宅ではテンキー付きの
キーボードを使用しています👇
筆者が使用しているキーボード
テンキーに関する具体的な疑問は、次のとおり。
実際に使ってみると、作業内容によってテンキーの必要性が大きく変わることがわかるでしょう。
そこで本記事では、以下を解説していきます。
この記事でわかること
気になる項目をタップすると、見たい情報にすぐにジャンプできます。
この記事を読めば、テンキーの必要性が分かり、ご自身に最適なキーボード選びができます。

それでは、さっそく始めていきます!
キーボードのテンキーのメリット3選
テンキー付きのキーボードには、特定の作業において大きなメリットがあります。特に、数字を頻繁に扱う仕事や計算作業をする人にとっては、作業効率を大幅に向上させる要素となります。
ここでは、テンキーの主なメリットを3つ紹介します。
①数字の入力が速い
テンキーがある最大のメリットは、数字入力のスピードが圧倒的に速くなることです。通常のキーボードでは、数字キーが横一列に並んでいるため、片手で打ち込むのが難しくなります。
しかし、テンキーなら電卓のように配置されているため、慣れれば片手で素早く入力可能です。
特に、経理業務やデータ入力の仕事をしている人にとっては、数字を打ち込むスピードが作業効率に直結するため、テンキーの有無が大きな影響を与えるといえるでしょう。
②数式計算の作業が簡単
ExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトを使う人にとって、テンキーは便利です。

「+、−、×、÷」もテンキーに
集約されていますよね!
例えば、経理業務やデータ分析では、数字の入力と計算を同時に行うことが多いため、テンキーがあると入力ミスが減り、作業のストレスも軽減されます。
③両手の分業がしやすい
テンキーを使うことで右手で数字入力、左手で他の操作を同時に行うといった「両手の分業」が可能になります。
具体的には、次のとおり。
上記のような使い方ができるため、作業効率が大幅に向上します。
特に、プログラマーやデータ入力の仕事をしている人にとっては、テンキーの有無が快適な作業環境に直結するといえるでしょう。
キーボードのテンキーのデメリット3選
テンキーは数字入力や計算作業をスムーズにする便利な機能ですが、一方でいくつかのデメリットもあります。作業内容によっては、テンキーが不要だったり、逆に作業の効率を下げてしまうこともあります。
ここでは、テンキー付きキーボードの主なデメリットを3つ紹介します。
①キーボードサイズが大きくなる
テンキーが付いているキーボードは、その分サイズが大きくなるため、デスクスペースを圧迫する可能性があります。
特に、コンパクトな作業環境やノートPCを使っている場合、フルサイズのキーボードは置き場所に困ることも…。
また、テンキー付きキーボードは幅が広いため、バッグに入れて持ち運ぶのが難しく、外出先での作業には不向きです。
ノートPC用の外付けキーボードを選ぶ場合も、コンパクトなテンキーレス(TKL)モデルの方が利便性が高いといえるでしょう。

私も、外出先ではテンキー
レスを使用しています!
②マウスとの距離が遠くなる
テンキーがあることでキーボード全体の幅が広くなり、マウスとの距離が遠くなるのもデメリットの一つです。
これにより、右手をマウスに移動させる際の負担が増え、長時間作業する人にとっては手首や肩への負担につながることもあります。
テンキーをほとんど使わない場合は、キーボードの右側にあるテンキーがスペースの無駄になりかねません。
マウス操作を頻繁に行うデザイナーやゲーマーにとっては、テンキーレスキーボードの方が快適に使えるケースが多いでしょう。
③一部の作業では不要なことも多い
テンキーは数字入力や計算作業で便利ですが、それ以外の作業では使わないケースも多いです。

プログラミングや文章作成、
ゲームプレイでは不要ですよね!
また、ノートPCでは標準でテンキーが付いていない機種が多く、それでも問題なく作業ができることから、「テンキーは絶対に必要」とは言いにくいでしょう。
むしろ、テンキーを使わない人にとっては、テンキーなしのキーボードの方がコンパクトで使いやすい場合もあります。
【結論】キーボードのテンキーの必要性とは?

う~ん…結局のところ、
テンキーは必要なの?
テンキーのメリット・デメリットを見てきましたが、上記のように悩んでいる方も多いはずです。
結論として、テンキーの必要性は作業内容によって大きく変わるため、自分の使用用途を考えたうえで選ぶことが重要です。
ここでは、テンキーが必要な人と不要な人の特徴を紹介します。
キーボードにテンキーが必要な人
以下のような作業を頻繁に行う人は、テンキー付きのキーボードを選ぶのがおすすめです。
キーボードにテンキーが不要な人
以下のような作業を頻繁に行う人は、テンキーレスのキーボードを選ぶのがおすすめです。

ご自身の使用用途や業務に
応じて、ご判断ください!
まとめ:キーボードのテンキーの必要性は使い方次第!最適な選択を
本記事では、キーボードのテンキーのメリット・デメリット、必要な人・不要な人をご紹介しました。
キーボードのテンキーのメリット・デメリットをまとめると、以下のとおりです。

結論、テンキーの必要有無は、
作業内容によって変わります!
数字を頻繁に入力する人にはテンキー付きがおすすめですが、持ち運びやコンパクトな作業環境を重視するなら、テンキーレスの方が快適に使えます(詳細はこちら)。
本記事を参考にあなたの用途に合ったキーボードを選び、作業効率をアップさせましょう!