バーミキュラは愛知ドビーという老舗鋳造メーカーが開発した初の鋳物ホーロー鍋です。いまでは「バーミキュラ オーブンポット」として日本中に知られています。
野菜から水分が出て鍋物やカレーが作れることで話題となり、テレビで紹介されたこともあって、その商品の知名度は全国区となったのです。
最近ではオーブンポットが進化した「オーブンポット2」が登場し、私は前々からバーミキュラが欲しかったこともあり、無水カレーを作ってみたいと思っていました。
ようやくバーミキュラのオーブンポット2を購入して無水カレーを作ることができました。
今回は無水カレーを作るうえでどんなことを行ったのか、オーブンポット2を使って調理した体験談などを交えながら紹介していきます。
無水カレーを作りたくてバーミキュラを購入した
私がバーミキュラを欲しいとは思っていました。どうして購入することになったのかは別の機会でお伝えします。
バーミキュラで無水料理ができることは知っていましたが、実際にバーミキュラを購入したいと思ったのはテレビで紹介されたことがきっかけです。
特に無水カレーは作ってみたいとずっと思っていました。普通のカレーとは違い、野菜の水分だけでカレーが作れる、そしてその味はどんなものなのか実際に作って試してみたいと強く思いました。
無水鍋も作ってみたいとは思っていますが、どちらかといえば作り立ての無水カレーの味がどんなものなのか気になっています。

バーミキュラで実際に無水カレーを作ってみたいとは思っているけど、
本当においしく出来上がるのかしら?どんな味がするのか気にはなるけどね。
野菜の水分だけで作る無水カレーの「味」がとても楽しみ

無水カレーを初めて作るので、最初は下記で紹介するバーミキュラ公式のレシピに沿って作りました。
画像にあるのは、野菜から染み出た水分です。
バーミキュラのオーブンポット2を使って調理していますが、特に初めてバーミキュラで無水料理をする人にとっては、野菜からたっぷり水分が出た光景は感動することでしょう。
これだけ野菜の水分が出ればカレールーと融合しても加水する必要はなく、出来上がりの味が楽しみです!

これがバーミキュラでカレーを作っている工程なのね。
実際に出来上がった時にどんな味がするのか気になるわ。
実際にバーミキュラのオーブンポット2で無水カレーを作ってみた
では、どうやって無水カレーを作ったのか詳細を語りたいと思います。
まずはレシピに沿ってトマトをどちらかといえば一口サイズ中くらい(みじん切りほど細かくはない)を目安にして切り、オーブンポット2の鍋底に入れました。次に玉ねぎの2個分みじん切りにして同じように入れました。
この2つの野菜がバーミキュラからにじみ出る水分の根幹のようです。
そして、残った玉ねぎ1個分を普通にスライスして切り、セロリは薄切りにしてから先に入れた野菜の上に乗せました。
にんじんは乱切りにして最後に乗せ、鶏肉ですが、時短のためにスーパーで事前に切ってあった鶏もも肉(から揚げ用サイズより小さめ)を入れることにしました。(本来のレシピではブロック単位の鶏もも肉をから揚げ用サイズに切って紹介している)
オーブンポット1で紹介されているレシピに沿って作っていますが、オーブンポット2で作っているので作る時間を調整したところが意外に苦労した点です。(オーブンポット2は性能が向上したので無水料理の時短できるようになった)
野菜から水分がたっぷり出たことを確認し、火を止めてからカレールーを入れて、自分好みに味を調整してようやく完成しました。
カレーソース(カレーの部分)だけ味見してみたところ「これが野菜の水分だけで作るカレーか!旨味が凝縮されていた普段作るカレーの数倍おいしい!」と感じました。
カレールーを入れる前に野菜から出だ水分を味見したら、これまで味わったことのない衝撃的な味がしました。もちろんおいしいです!
事前の仕込み(野菜を切る部分)に30分かかってしまいましたが、結果的に無水カレーをおいしく作れたので、個人的には満足です!

バーミキュラで無水カレーを作るために購入したのなら絶対成功させたいな。
そのためには、最初は公式レシピに沿って調理した方が確実だ。
バーミキュラ公式無水カレーの作り方
バーミキュラを使って初めて無水カレーを作る人は、バーミキュラ公式のレシピと作り方が載っているので、そちらを参照した方が失敗しにくいです。
無水カレーに使用する材料は、市販のカレールーの他に、鶏もも肉、玉ねぎ 大3個、トマト 大4個、セロリ 1本、にんじん 1本、ローリエ 1枚です。
詳しくはMY VERMICULARというサイトにレシピが載っているので、興味がある人は覗いてみてください。
ひとつ注意点として、動画内ではバーミキュラのオーブンポット1で作っているため、オーブンポット2で作る場合は調理時間がオーブンポット1と比べて約2/3に短縮されているので、60分かかる工程が40分で済みます。
動画を見ることで、どんな順番で野菜を入れるのかが一目瞭然ですが、かかる工程時間が弱火で60分ならオーブンポット2の場合は40分で換算して調理します。
バーミキュラで無水カレーを作るポイントをまとめましたので、参考にしてください。
バーミキュラで無水カレーを作るポイント
- 基本的にみじん切りにした野菜から入れていき、大きくカットした野菜やお肉類は最後に乗せてローリエを1枚入れておくことが大事(水分量の多い野菜から鍋底に入れておかないと鍋底が焦げてしまう可能性があるため)
- オーブンポット1の無水カレーレシピを参考にしてオーブンポット2で無水カレーを作る場合、時短となるため時間調整が必要となる
バーミキュラで作る無水カレーは実際にどうなのか?ユーザーの口コミ
ここまでバーミキュラで無水カレーを作る場合にどんな感じになるのかという視点で紹介してきました。商品はオーブンポット2を紹介していますが、バーミキュラで無水カレーを作った目的や感想は人それぞれかもしれません。ユーザーの口コミや実際の声についていくつか取り上げました。
バーミキュラを使って、週末に狂ったように無水カレー作っている人の声です。減量目的で作っているけどシンプルに味が好きだから3週連続で作っているようです。
眠れない夜にバーミキュラで無水カレーを作った人の声です。トマト缶をベースに夏野菜とひき肉を加え、カレールーは使わずにカレー粉を使用して旨味が凝縮されたカレーができあがったようです。
買っただけで使ってなかったバーミキュラの鍋で無水カレーを作った人の声です。野菜はトマト玉ねぎセロリにんじんとバーミキュラ公式で紹介されているレシピと同じですが、野菜から出てくる水分だけでおいしく出来上がったそうです。
結論:バーミキュラで作る無水カレーはひと味違ったおいしさ!
結論から言えば、バーミキュラで作る無水カレーはひと味違ったおいしさです!
初めて無水カレーを作る人は、失敗しないためにもバーミキュラ公式が発表している無水カレーのレシピに沿って作ることをおすすめします。
一度作ってしまえば、今度は自分なりにアレンジをして、よりおいしい無水カレーを作るために追求することが可能です。
今回とは別になりますが、より時短が可能となるハーフ無水カレーに挑戦することもでき、無水カレーと比べて味がどうなのか実体験することもできます。
バーミキュラで無水カレーを作るポイントやどんな人におすすめなのか要点をまとめたので参考にしてください。
- 無水カレーを作る際には水分量の多い野菜をみじん切りにして最初に入れていく(トマトや玉ねぎが代表的な野菜)
- バーミキュラのオーブンポットとオーブンポット2では調理時間が異なる(オーブンポット2の方が時短となり早く完成できる)
カレーが大好きな人におすすめ!
バーミキュラで無水料理を作っていろんな方向にアレンジしたい人におすすめ!