NetflixやAmazonプライム・ビデオで映画を楽しむ方は、モバイルプロジェクターを購入して、自宅を映画館にするのがおすすめです。
最近では、モバイルプロジェクターを使うことで、誰でも簡単にホームシアターを作れるようになっています。
今回は私が愛用しているプロジェクター「Anker Nebula Capsule II」を紹介します。
実際に使用してみた体験談やAnker Nebula Capsule IIを使って10万円以内でホームシアターを作る方法など、気になる方は参考にしてみてください。
Anker Nebula Capsule IIを使用した体験談
私は2019年にAnker Nebula Capsule IIを購入して5年ほど使用していますが、その中での使用感を紹介しています。どんな点が優れているのか、実際に感じたことを書いていくので、購入の参考にしてみてください。
小さい画面には戻れない!自宅での映画鑑賞が変わる!
モバイルプロジェクターを使えば、小さい部屋でも簡単にホームシアターが作れます。
ミニシアターのような大画面で映画やスポーツが気軽に楽しめるため、小さい画面にはもう戻れません。
プロジェクターを購入する前は、パソコンの小さい画面で映画などを楽しんでいた私でしたが、Anker Nebula Capsule IIを購入してからは、プロジェクター以外で映画を見ることはほぼなくなりました。
それぐらいプロジェクターとパソコンでは、画面の臨場感が全然異なるので、映画作品の迫力も段違いですし、より深くのめり込むことができるでしょう。
Android TV内蔵で動画配信サービスが気軽に楽しめる
Anker Nebula Capsule IIには、Android TVが内蔵されているため、パソコンなどと接続しなくても、プロジェクター単体で動画が楽しめます。
Amazonプライム・ビデオやU-NEXT、Youtube、Netflix、Hulu、DAZNなど、自分が使っている動画配信アプリをインストールすれば、自由自在に楽しめます。
狭い部屋でも最大100インチの大画面で視聴可能
コンパクトな本体ながらも最大100インチまでの大画面での投影が可能です。私の部屋では70インチのスクリーンを使って映画を楽しんでいます。
70インチの画面に投影するためには、2m程度の投影距離(スクリーンからプロジェクターまでの距離)を確保する必要があるのですが、6畳程度の寝室でも設置は可能です。
パソコンの画面だと大体20インチ程度が普通ですが、プロジェクターを使えば3倍以上の画面サイズで臨場感満点の映画が楽しめます。
垂直補正やフォーカス機能も便利
プロジェクターを使うときに地味によく使うのが「補正機能」と「フォーカス機能」です。
Anker Nebula Capsule IIでは、「垂直補正」のみが搭載されているので、必ずスクリーンに対して真正面から投影する必要があるのですが、上下の角度に関しては補正がかかるため、小さいサイズの三脚でも問題ありません。
フォーカス機能に関しては、リモコンにボタンが搭載されているので、ピンボケが気になったタイミングですぐに修正できます。
補正機能やフォーカス機能の利便性が低いと、使っていてストレスが溜まりがちですが、Anker Nebula Capsule IIに関しては特に問題を感じていません。
HDMI接続で外部デバイスからの出力にも対応
基本的にはAndroid TVを通じて映画などを見るのですが、HDMIの外物接続にも対応しているため、サブスクなどで見れない作品などは、パソコン経由で見ることもできます。
DVDやBlu-rayを再生する場合は、PS4などのゲーム機で再生して、プロジェクターで出力するといった使い方もできます。
Netflixの利用に癖がある
Anker Nebula Capsule IIを利用するときに少し注意が必要なのが「Netflixの利用に癖がある点」です。
Netflixを利用するためには「Nebula Manager」というアプリをインストールした上で、「Nebula Manager」内にある「Netflix」アプリから起動しなければなりません。
また、Netflixアプリではリモコン操作ができないため、スマホに「Nebula Connect」というアプリを入れて、スマホ画面から操作しなければなりません。
10万円以内でホームシアターを作るには?
Anker Nebula Capsule IIを購入すれば、10万円以内でホームシアターを作ることができます。
プロジェクター単体で白い壁などに投影するだけでも十分なのですが、より本格的に映画館のような臨場感で動画を楽しみたいなら、スクリーンなどのアイテムも揃えましょう。
私が自宅をホームシアターにするために揃えて物を、以下の表にまとめました。
Anker Nebula Capsule Ⅲ(現行モデル)※ | プロジェクター | 69,990円 |
---|---|---|
レック(LEC) 穴の目立たない ピンフック | スクリーン設置用フック | 690円 |
シアターハウス スクリーン 70インチ | スクリーン | 18,900円 |
オーム(OHM)三脚 OCT-ATR4-127K | プロジェクター固定用の三脚 | 1,628円 |
スクリーンに関しては、もっと安い商品もありますし、設置する壁のスペースや穴あけが可能かどうかなどを考慮して選ぶといいでしょう。
三脚に関してはカメラで使われる一般的な物で十分です。
角度調整ができる三脚であれば、投影画面を調整してスクリーンにぴったり合わせられるので、より視聴環境を整えられます。
本格的なプロジェクターだと、本体代だけで10万円を超えてしまいますが、モバイルプロジェクターであれば諸々揃えても10万円以内で収まります。
「映画好きな方」や「サブスクで動画を見るのが好きな方」は、たった10万円で自宅を映画館にできる「Anker Nebula Capsule II」を購入してみてください。
Anker Nebula Capsule IIの仕様
サイズ | 高さ:約150mm 直径:約80mm |
---|---|
重さ | 約740g |
解像度 | 1280 x 720 |
輝度 | 200 ANSI ルーメン |
アスペクト比 | 16:9 |
フォーカス調整 | 1秒オートフォーカス |
台形補正 | 垂直 |
投影距離 | 100インチ:3.08 m 80インチ:2.46 m 60インチ:1.73 m 40インチ:1.15 m |
端子 | HDMI/USB-C/USB-A |
OS | Android TV 9.0 |
Chromecast | 対応 |
再生時間 | 約3時間 |
価格 | 69,990円 |
結論
2019年頃に購入してかれこれ4、5年使い続けているAnker Nebula Capsule IIですが、購入前後で自宅での映画の楽しみ方がガラッと変わりました。
今ではプロジェクターによる大画面でした映画を見ようと思えないぐらいで、20インチぐらいのパソコン画面で映画を見ていた日には戻れません。
ホームシアターと聞くと、数百万かけて自宅に作り上げるイメージがありますが、最近では狭い部屋でも使いやすいモバイルプロジェクターのラインナップが充実しています。
Anker Nebula Capsule IIだけでなく、さまざまなモバイルプロジェクターがあるので、投影する壁さえ確保できれば、誰でも気軽に自宅を映画館にできますよ。